千の恵みについてAbout Us

命は神からの恵みと考えます。
その恵み(命)を専門職が千の手(能力)で支えるという想いのもと


「千の恵み訪問看護ステーション」と名付けました。

私たちのロゴマーク

曲線で構成された萌黄色(もえぎいろ)の部分は、手のひらを広げた様子を表現しており、「受け止める」「安心を与える」「優しく包み込む」という意味があります。看護は、温かみのある『手』によってなし得るもの。また、蜜柑色(みかんいろ)のハートマークは、「大切な人」という意味を持っています。
千の恵み訪問看護ステーションの専門職の手によって、在宅看護を必要とされる大切な人へ、安心と自分らしい療養生活をお届けすることを目指す意思を表しています。

ご利用案内Guide

営業日・時間

ステーションの営業日は、月曜日〜金曜日の8:30〜17:30(土曜日・日曜日・年末年始を除く)です。
サービス提供は、ご利用者様の状況に応じて24時間訪問可能な体制を整えており、土・日・祝日の訪問も行っています。(別途料金)

利用可能エリア

福山市全域

その他地域はご相談ください。

料金について

当ステーションは保険医療機関となっています。各種健康保険・介護保険制度がご利用できます。

スタッフメッセージStaff Message

ステーション管理者/中村和恵

千の恵み訪問看護ステーション|ステーション管理者|中村和恵

私はこれまで4年間、千葉で訪問看護師として勤務してきました。看護師人生の大半を病院で過ごしてきた私が訪問看護に興味を持つようになったのは、今から約5年半前、総合病院に勤務していた際のある経験がきっかけです。
当時、がん末期の患者さんが在宅療養を選ばれ、私も訪問看護に同行する機会がありました。退院直後は体力も気力も落ち込んでおられたその方が、ご自宅では見違えるほど穏やかで、生き生きとした表情を見せてくださり、「帰ってきて本当に良かった」と言わんばかりの笑顔が今でも忘れられません。そのときに同行していた訪問看護師の「これまでの病棟経験すべてが活きています。本当にやりがいのある仕事です」という言葉が、深く心に残りました。
その後、知人から訪問看護ステーション立ち上げの誘いを受け、「これが最後の挑戦」として千葉での勤務を決意。慣れない土地での苦労もありましたが、気がつけばあっという間の4年間でした。しかし、独居で暮らす母のことが気がかりとなり、次第に故郷・福山への思いが強まっていきました。
そんな折、「千の恵み訪問看護ステーション」からお声がけをいただき、現在に至ります。訪問先の生活環境はさまざまですが、「一日一笑」、その日一日の中で笑顔のひとときをお届けできるよう、心を込めて看護にあたっています。小さな力かもしれませんが、福山の町が笑顔にあふれる場所になるよう、これからも貢献していきたいと思っています。

助産師

私が総合病院で勤務をしていた時には、妊娠・分娩のことに比重をおいて勤務をしていました。お母さんと赤ちゃんがどんな妊娠経過をたどってどんなお産をしたか、家に帰ったらどんな生活をすることになるかということを深く考えるようになったのは、産後のご家庭を訪問する育児家庭訪問員をするようになってからです。家庭に帰ってからの育児環境は一人ひとり異なり、その中でお母さんがどんなことに困り何を思って育児をしているのかを知ることになりました。困りごとの原因が何なのか一緒に考えていくことで、個々のお母さんと赤ちゃんに合った育児の方法を見つけることができ、納得して受け入れられた時に訪問することの意味を感じます。今よりもさらに、お母さんと赤ちゃんが心地よく健やかに暮らしていけるように、その方の家での生活を大切にアドバイスしていくことにやりがいを感じています。
妊産婦・乳幼児を取り巻く社会状況は日々変化しています。様々な心身の不調、不安や育児困難を抱えている現状では、ご家族によるサポートだけでなく専門職による支援が必要だと痛感していました。そして家に帰ってからの生活がお母さんにとっていかに大切か、お母さんの身体と心を整えることが赤ちゃんへ直接結び付くことを日々感じています。
この訪問看護ステーション「千の恵み」でも、赤ちゃんを産んだ時の幸福感が産後の心身の不調や不安でかき消されてしまわないようサポートしていきたいと思っています。

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